≪社長のブログ≫2020年10月を振り返って
- 2020.11.10
晩秋と共に新型コロナは、再び猛威を振るい始めております。
先月は、新型コロナ禍での思考を変えた例として小学校の運動会のことを記しました。
新型コロナ禍で変化すべきは何なのか、どんな生き方、暮らし方すればよいか、皆さん必死に考えています。
今回は、そんな中で当該地域の町会の話をしたいと思います。
新型コロナが本格的に広がりだした3月以降の都心の町会は、概ねその活動の全てを中止するという様相で、それは今も続いております。
恐らく年末はおろか年始も同様でしょう。
そんな状況に嫌気を感じた、実家で長年所属する九段2丁目町会では、毎年恒例の「こども餅つき大会」を名称改め、「餅フェスin九段」とし、万全のコロナ対策で皆さんの想いを集め・発信し、振る舞い餅を戴くお祭りを12/6(日)にさくら館で開催します。
これは、地域の子供たちに対する想いと長年継承してきた文化活動を絶やさない町会の意気です。
町会活動とは、親睦や相互扶助を目的とした、文化性に満ちたものです。
その活動は、住む方々が暮らす方々がそこに住んでよかったという気持ちを持っていただくためにあります。
安心安全が不安視される世の中、自助・共助・公助という観点で考えるべきなら、共助とは誰と助け合うことを指すのでしょうか。
きっと身近な方なのではないでしょうか。
都心に移り住む人が増える一方、町会活動に参加しない方が増えていますが、こんな時だからこそ、大事にすべき気持ちを寄せ合うために町会はあります。
是非、これを機会に、まちびとと共にできることを考え、暮らしを明るく楽しくすることを隣人と考えてはと思います。
番町麹町地域には、そんな町会があることをご承知ください。
橋本