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≪社長のブログ≫2020年6月を振り返って

  • 2020.07.01

新型コロナ禍において、不動産市況はどう変わっていくのかという問いが、私共に多く寄せられます。その兆候は、未だ大きく見えていませんが、水面下でのうねりは感じます。

一般的に不動産商品で最も社会の動きに敏感な商品とは皆様どんなものかご存知ですか。それは、投資商品です。リスクを嫌うお金の動きは、商業店舗やエンターテイメント産業など新型コロナ禍において、厳しい経営に陥っている物件に見切りをつけ、資産の入れ替えに動くお客様を増やしています。不動産の投資指標となるJREITや私募ファンドも住居系に資産シフトし始めているとのことです。

コロナ第二波は、経済活動再開を早々にくじき、厳しい経営環境をもたらすことでしょう。その兆候が長くなればなるほど、リスクを嫌う不動産投資のお金はどこに向かうのでしょうか。小生は、前回お伝えしたように、「散歩して楽しいまち」が選ばれ、そうでないまちは選ばれないという二極化にもその投資のお金はながれるものと考えております。

(文責:橋本)