≪社長のブログ≫2020年4月を振り返って
- 2020.05.01
令和2年4月8日の緊急事態宣言は、私たちに大きな気付きを与え、都市生活者の価値観を変革する大きな出来事となりました。特に、首都として栄華を誇り世界に冠たるコスモポリタン東京ではその現象が顕著です。
新型コロナウィルスの感染拡大にあたり、密閉・密集・密接(3蜜)を避け、ソーシャルディスタンスをとることが社会的マナーとなり、高度利用してきた街に人が消え、リモートでの生産活動が始まりました。
これまで居住地としても勤務地としても『経済的生産性が高く便利な東京の街』が選ばれてくることが多かったのですが、それが窮屈でしんどく無駄な時間をとっているように感じていた方の中には、その苦しみから開放され快適とすら感じている人も少なくないのです。
つまり、今後この現象をきっかけに街の存在意義が問われ選ばれる街(まち)が変わることとなり、同時に不動産の価値もこれまでとは別の尺度で問われることとなるでしょう。不動産に携わる身としては、その意味づくりに大きく貢献する産業に変貌すべきと考えています。
(文責:橋本)