【2021年11月号】MonthlyReport
◇成約物件の賃料別状況
15~19万円:9件(約24.3%)
20~29万円:12件(約32.4%)
30~39万円:7件(約18.9%)
40~49万円:3件(約8.1%)
50~59万円:2件(約5.4%)
60~69万円:2件(約5.4%)
70~79万円:1件(約2.7%)
80万円以上:1件(約2.7%)
◇10月末時点での申込件数:18件
◇10月末時点での成約件数:37件
◇成約物件の平均坪単価:15,492円
最高坪単価:20,447円
最低坪単価:10,835円
◇成約物件の平均賃料:332,757円
最高賃料:800,000円
◇2021年11月1日時点での募集物件数:142件
※10/1~10/31分 15万円以上の物件での統計
MarktersMemo
緊急事態宣言中、動きたくても動けなかったマーケットが、9月から急に沸騰したようなイメージがありました。
10月の成約件数は前月の56件から37件に減少しましたが、申込件数は前月の13件から18件に増加していますので10月も動きは活発でした。
私立小学校の受験はほぼ終了し、中学・高校の受験を迎えるにあたって、更に物件は動くと思います。
売買では築浅の中古マンションおよびリノベーション済みの中古マンションの価格が異常なほど高額になっています。
数年前の分譲当時、18,800万円の物件が28,000万円で募集されているものもあります。
それにつられて賃貸の賃料も高額にしたいところですが、賃料アップはやはり相場を逸脱しないようにしないと空室が続いてしまうので、あまりにも高額な賃料設定にはせず、これからの受験シーズンを逃さないようにする必要がございます。
さて、最近の大手不動産会社の申込方法は、Web上でお客様によるご入力システムが増えました。
このようなシステムには良い面と悪い面があります。
良い面としては、お客様が申込書に手書きで記入しなくてもパソコンやスマホで直接入力をすることで、申込書や審査書類の印刷が不要となりプリンターをお持ちでなくても手軽にできるようになったことがあげられます。
悪い面としては、管理会社の担当者と直接交渉ができず、審査状況の把握が難しくなってきています。
また、人気のある物件ですと内覧前に数件申し込みが入ると受付を締め切ってしまうので申し込みができない状況になってしまうこともあります。
弊社では申し込みの良し悪しの両方を考慮して対策を検討していますが、今のところは紙のお申込書にて様々なご要望にも柔軟に対応させて頂いております。
(文責:黒岩)