【2021年6月号】MonthlyReport
◇成約物件の賃料別状況
15~19万円:16件(約38.1%)
20~29万円:10件(約23.8%)
30~39万円:7件(約16.7%)
40~49万円:1件(約2.4%)
50~59万円:3件(約7.1%)
60~69万円:0件(0%)
70~79万円:1件(約2.4%)
80万円以上:4件(約9.5%)
◇5月末時点での申込件数:31件
◇5月末時点での成約件数:42件
◇成約物件の平均坪単価:15,846円
最高坪単価:26,572円
最低坪単価:10,929円
◇成約物件の平均賃料:348,595円
最高賃料:1,350,000円
◇2021年6月1日時点での募集物件数:132件
※5/1~5/31分 15万円以上の物件での統計
MarktersMemo
5月のマーケットは全体成約件数の約62%が30万円未満の物件となりました。
これは前月に引き続き顕著な割合です。
その一方で40万円以上の高額物件は4月に続いて成約が少ないのですが、これは物件がよくない、相場に合っていないというわけでもないのです。
では、なぜ成約にならないのでしょうか。
その理由として以下のことが考えられます。
高額物件に住んでおられる弊社の顧客の約3分の2が医療関係の方と会社経営者です。
どちらもコロナ禍で忙殺されているため、お引越しをしたくても、現時点ではコロナ感染が収束するまで様子を見たいと思っていらっしゃるようです。
そのため高額帯の動きが鈍くなっていると想像できます。
また、弊社の顧客の中でもリモートワークをしている方々が少なくありません。
現在の住まいに満足はしているものの、ご自分の書斎がなく仕事がしづらいためもう一部屋欲しい方や、受験のお子様が集中できるよう勉強部屋代わりに小さいお部屋を借りたいと思っている方もいらっしゃいます。
1年だけでも少しでも安い賃料で借りられたらとおっしゃる方もいらっしゃいますので、小さめのワンルームをお持ちの方は空室にしておくよりも賃料を下げて短期の定期借家契約で貸すこともお考えになってみてもいいかもしれません。
(文責:黒岩)