【2020年12月号】MonthlyReport

◇成約物件の賃料別状況

15～19万円：13件（約36.2％）

20～29万円：9件（約25.0％）

30～39万円：4件（約11,1％）

40～49万円：3件（約8.3％）

50～59万円：3件（約8.3％）

60～69万円：1件（約2.8％）

70～79万円：0件（0％）

80万円以上：3件（約8.3％）

 

◇11月末時点での申込件数：24件

◇11月末時点での成約件数：36件

◇成約物件の平均坪単価：15,426円

最高坪単価：23,337円

最低坪単価：8,694円

◇成約物件の平均賃料：361,167円

最高賃料：1,450,000円

◇2020年12月1日時点での募集物件数：113件

※11/1～11/30分　　15万円以上の物件での統計

MarktersMemo

１１月のマーケットは、一言でいうと「忙しい！」でした。

１０月前半の動きが鈍かったためか、その後徐々にお問合せが増え、反動が一気に押し寄せてきたと感じます。

これは数字にも表れており１０月末時点での申込件数は１４件でしたが１１月末時点での申込件数は２４件に増え、成約件数は３６件に増えています。

例えば、保育園の入園申請のために年末までに賃貸借契約書が必要なお客様や、来年の引越しシーズンを避けるため今ある物件の中で年内に契約しておきたいというお客様もいらっしゃいました。来年になると気に入った物件があっても他の人と競い合いになり契約できない可能性があるという不安があるためだと思われます。「コロナの影響は多少あれど、やはり番町・麹町エリアは強い！」と感じた１ヵ月でした。

また、５０万円以上の高額物件の３LDKは、新規募集が開始されるとすぐに申し込みが入り契約となる物件が多くありましたので、当該エリアの３LDKはお客様の迅速な決断力がなければ、すぐに二番手になってしまう事を痛感した１ヵ月でもありました。

ところで、番町麹町エリアでは２年後に「パークコート千代田四番町」が竣工予定です。総戸数168戸ですので、また千代田区の人口が増え賑やかになってまいります。竣工後は分譲賃貸として市場に出てくるかもしれませんが、ファミリータイプが出れば、また争奪戦になりそうですね。

（文責：黒岩）

 

社長のひとこと

毎年この時期になると、恩師の田口佳史先生（東洋思想研究家）が翌年の干支の意味を教えてくださいます。特別に引用させていただき、ご披露します。 辛丑（かのと うし／しんちゅう） 「辛」かのとは、そもそも鋭い刃を全てのエッジに持つ動物解体用のナイフの象形文字。鋭い切れ味を持つから取り扱いが難しい。皮膚を切ればヒリヒリとした鋭い痛みが襲ってくることから、ピリピリ、ヒリヒリとした「からい」という舌を刺す味を表わし、そこから「つらい、ひどい、むごい」などの意味となり、辛苦、辛酸などの言葉になった。鋭い刃物は表面を切り裂くことで、そのものの新しい面を生み出すことから、「新しい」意味もある。更に字形から「上位をおかす」意味もあり、下位のエネルギーが「上位を揺るがす」意味もある。 「丑」うしは、母親のお腹の中からやっと出た児が、右手を伸ばした象形文字。曲っていたものが、懸命に伸ばすことを表わす。以上の状態から「始める」「伸ばす」の意味となり、「紐」の文字にもなっていることから「結ぶ」という意味も含む。 したがって今年は、これまでの新生の働きが、表面に出てくる年で、それは時には殺傷も伴うことにもなり、人によっては一層の「つらい、ひどい、むごい」を味わうことにもなる。したがって新しい何かを生み出すことに集中して、何かを始める方へまわることが肝要である。 今年1年大変な年となりましたが、来年は皆様にとって良い年になりますよう心より祈念します。

　　　　　　　　　　　　　　（文責：橋本）