【2018年6月号】MonthlyReport
◇賃料別状況
15~19万円:5件(約11.1%)
20~29万円:19件(約42.2%)
30~39万円:5件(約11.1%)
40~49万円:6件(約13.3%)
50~59万円:4件(約8.9%)
60~69万円:2件(約4.4%)
70~79万円:0件(約0%)
◇5月末時点での申込件数:37件
◇5月末時点での成約件数:45件
◇成約物件の平均坪単価:16,434円
最高坪単価:26,112円
最低坪単価:10,751円
◇成約物件の平均賃料:398,311円
最高賃料:1350,000円
◇2018年6月1日時点での募集物件数:121件
※15万円以上の物件での統計
MarktersMemo
5月の不動産賃貸状況は、1月以降の右肩下がりを盛り返す結果に。比較的毎月多かった15~19万円台の成約割合が過去1年間で最も少なく、その一方で20万円以上・1LDK以上の物件が盛り上がりを見せました。
特筆すべきは平均坪単価の高さ。過去1年間で15,500円台を一度も超えなかった中、今月は大台の16,400円台に。最高坪単価もさることながら、平均して8,000~9,000円台が常だった最低坪単価が今月は1万円超え。また坪2万円越えの物件も多く成約し、いわゆる「強気賃料」でも決まりやすかったようです。その理由には、六本木や広尾などで探す方が、物件がなく番町麹町界隈まで検討範囲を広げたという仮説が考えられます。
実際に「条件に合う物件がなくてこの地域にも足を伸ばした」という声を耳にする機会は多く、この界隈をよく知る方に「高い」と言われた物件でも、他エリアからの申込みが複数入るということが。港区等の競合とされやすいエリアの市場動向が気になるところです。