【2020年6月号】MonthlyReport
◇成約物件の賃料別状況
15~19 万円:6 件(約 18.2%)
20~29 万円:14 件(約 42.4%)
30~39 万円:5 件(約 15.1%)
40~49 万円:3 件(約 9.1%)
50~59 万円:2 件(約 6.1%)
60~69 万円:0 件(0%)
70~79 万円:2 件(約 6.1%)
80 万円以上:1 件(約 3.0%)
◇5 月末時点での申込件数:15 件
◇5 月末時点での成約件数:33 件
◇成約物件の平均坪単価:15,823 円
最高坪単価:24,761 円
最低坪単価:10,997 円
◇成約物件の平均賃料:331,364 円
最高賃料:900,000 円
◇2020 年 6 月 1 日時点での募集物件数:125 件
※5/1~5/31 分 15 万円以上の物件での統計
MarktersMemo
4月は番町麹町エリアに限っては新型コロナウィルスの影響はさほど感じられませんでしたが、5月に入ってからはやはり影響が出てきました。
お問合せの件数もあきらかに減少し、成約件数も3月の57件、4月の41件から、5月は33件に減少しています。
一方で、募集物件数が125件となり、前月の102件と比べて23件も増えています。
物件はあるが、成約には至らなかった1ヶ月間となりました。
5月は連休があり、緊急事態宣言もあったので、ご案内や問いあわせが少なくなるとは思っていましたが、それだけではなく、お客様の中には、「番町麹町に引越しはしたいが、今後、自分の勤務体制や給料がどうなるのか不安なので、引越し自体が考えられなくなった」や「引越し作業中の感染に対して不安があるので、コロナが収束しないと引越しするのが怖い」という方もいらっしゃいましたので、このような理由もあって、賃貸の動きが鈍かったと感じています。
しかし、東京アラートが発動中とは言え、6月に入ってからは、お客様からのお問い合わせや、弊社管理物件に対する業者さんの問合せの電話も急激に増えてまいりましたので、番町麹町エリアの賃貸マーケットはすぐに元通りになるだろうと感じています。
(文責:黒岩)
社長のひとこと
新型コロナウィルス感染拡大防止における社会活動の中、リモートで仕事をする人が急増して数か月程経ちますが、最近このリモートでの仕事の仕方が不動産マーケットに影響を与えるのではないかと思わせるまちの見方を考えました。 リモートで仕事をするとパソコン画面を長く見ることが続き、没入する時間が長いため、気分転換で家のまわりを「散歩」する人が増えます。 散歩するとまちの中で見つけた自然の素晴らしさや改めて感じる環境の良さに喜ぶ人。一方で、自分の住むまちは、散歩してもどこの店も空いて無く、同じ風景が続くつまらなさを感じる人が今生まれているように感じます。つまり、「散歩して楽しいまちに住んでいるかどうか」という判断尺度が住まい選びの基準のひとつに加わったかのように感じます。番町・麹町は、四季折々を感じさせる街路樹と整備された歩道が多く、緑豊かな広場や公園・神社などへ誘います。コロナ禍においても散歩をして楽しい番町・麹町はこんなところでも優位性を感じます。
(文責:橋本)