『番町』の由来って、ご存知ですか?!
- 2017.04.30
「半蔵門は、伊賀の忍びの首領「服部半蔵」が警固にあたっていたこと、
からつけた名前である。この門を基点とする甲州街道は、江戸落城の折に、
将軍が甲府へ避難する道だと考えられていた。
この重要性ゆえに、半蔵御門から四谷御門にいたる街道(麹町)の北側一帯は、
江戸を警護する旗本の住宅地として割り当てられていた。
彼等は番方と呼ばれ、50名を一組として6組が組織され、
戦時には将軍本陣の左右を、平時には城中に勤務して江戸城の警護にあたった。
番町の名前は、ここから生まれ、まち割りも当初は1番から6番まであった。」
引用:「千代田区の歴史」鈴木理生、「広重の大江戸名所百景散歩」より
江戸警護の旗本を住まわせるまちが「番町」、
つまり、「番町」に住むとは、江戸を守るという重要な意味があったのですね!
(橋本)